筆者は先日「ある中小企業で発生した,無線LANに関する3つのトラブル 」と題する記事を執筆したが,この記事について読者の方から多くの質問を頂いた。その多くは,セキュリティに関するものだった。これらの質問を元に,無線LANを保護する5つの方法を紹介しよう。 その1:無線ルーター/アクセス・ポイント(AP)へのパスワード設定 驚くべきことだが,デフォルトのルーター名およびパスワードをそのまま使用している無線ルーターやアクセス・ポイントが実に多い。ルーターが保護されていなければ,他のセキュリティ・オプションは全く無意味である。ルーターをローカル・ネットワーク以外の場所から管理する理由がなければ,リモート管理の無効化もやっておくべきだ。 その2:サービス・セットID(SSID)のブロードキャストの無効化 無線ルーターやアクセス・ポイントの多くが,デフォルトでSSIDをブロードキャストしている。この
![無線LANを保護する5つの方法](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)