あなたはこの記事を自分の目で読んでいますか。当たり前のことを聞くな,と思われた方もいるかもしれないが,視覚に障害があり,音声による読み上げブラウザを利用している人々もいるのである。そして,目で見ていても,使いやすいサイト,使いにくいサイトがあるのと同じように,読み上げブラウザの利用者にとって利用しにくいサイト,利用しやすいサイトがある。 具体的な例は後述するが,読み上げブラウザでも快適に利用できるよう配慮するなど,身体障害者にも快適にWebサイトを利用してもらうための仕組み,「Webアクセシビリティ」が注目されている。米国では法律の規定により,政府機関のサイトはアクセシブルでなければならなくなった。民間でも,それにならっている企業も多い。国内では,2003年度中にアクセシビリティに関するJIS規格原案が完成する見込みだ。 Webアクセシビリティで求められるのは,読み上げブラウザ対応以外にも
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