ソーラー飛行機 国境越え飛行 5月14日 21時32分 太陽光発電で空を飛ぶ「ソーラー飛行機」の飛行実験が、13日にスイスで行われ、国境を越え500キロ近く離れたベルギーまでの飛行に成功しました。 このソーラー飛行機は、スイスの民間の研究グループが8年前から開発を続けているもので、主翼部分におよそ1万2000枚の太陽光パネルが取り付けられ、発電によってプロペラを回す仕組みになっています。今回の実験は、スイスからベルギーまで初めて国境を越えた飛行に挑むもので、13日朝、パイロット1人が乗った機体がスイス西部のパイエルヌを離陸しました。ソーラー飛行機は時速70キロほどのスピードで順調に飛び続け、離陸から13時間後、およそ480キロ離れたベルギーの首都ブリュッセルの国際空港に無事到着しました。空港の滑走路の脇には、ソーラー飛行機を一目見ようと大勢の人がカメラや双眼鏡を手に集まり、機体が着陸すると