ユーザー同士で無線LANアクセスポイント(AP)を共有するプロジェクト「FON」を国内展開するフォン・ジャパンは4月11日、FONのアクセスポイントが3月30日付けで1万カ所を突破し、4月8日現在で1万690カ所になったと発表した。 APは北海道から沖縄県まで日本全国にあるが東京都内が最も多く、次いで大阪府、愛知県と大都市圏に集中しているという。世界ではドイツ、米国に続いて3番目に多い。 FONはスペインで始まったプロジェクトで、ユーザーが自宅に専用ルータを設置して無線LANのAPを開放する代わり、他ユーザーのAPを利用できるという仕組み。国内サービスは昨年12月5にスタートし、ISPと提携したり、他ハードとセットで販売するなどしてユーザーを拡大してきた。12月末までに国内7万5000カ所のAP設置を目指す。 関連記事 「FON」はもう「日本最大の公衆無線LAN」 伊藤忠とエキサイト出資
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