FreeBSDをルータにする ルータとは ルータ(Router)とは異なるネットワークを相互に接続するためのネットワーク機器です。OSI階層ではネットワーク層でネットワークパケットをルーチング(経路制御)します。データリンク層では隣接ノードや同一セグメントでしかデータの転送ができませんが、ルータはこれを組み合わせてネットワーク内のすべてのノードへのデータ転送を担当しています。受け取ったパケットをどのサブネットに送ればいいのかを判断してくれます。FreeBSDでは標準でこの機能を実現することができます。なお、想定しているネットワークはこの通りです。 NIC間でパケットを通す FreeBSD箱にNICを複数つなぎ、それぞれにIPを割り当てても通常それだけではNIC間にパケットを通してくれません。FreeBSDでは/etc/rc.confにgateway_enable="YES"を追加し再起動す