「被災者の方はただずっと与えられ続けていると、 自分は何もできないみじめな人間だと思い、 かえって心が沈み込んでします。 与え続けるだけの支援でなく、 被災者の方が誰かの役に立てるような、 作業や仕事をお願いすることも重要だ」 (これまで国内外の災害ボランティアに関わってきた人の言葉) 人って誰かに「世話」し続けられると、 自分は単なる社会の「お荷物」のように感じてしまう場合もある。 ましてや自分より若い人の世話になったりなんかすると、 余計にみじめな思いをすることになる。 人は誰かの役に立ちたいという欲求がある。 ボランティアはその欲求を満たすのに絶好の場だ。 普段の仕事と違い、無条件で手放しに喜ばれる。 だから被災地ボランティアにはまり、 いつまでたっても一方的に与えるだけの支援を続け、 「自分は誰かの役に立っている」と自己満足を得る。 被災者のみじめな気持ちなど想像することもなく。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く