SmartHR代表取締役の宮田昇始氏 人事労務クラウドを提供するSmartHRは7月22日、シリーズCラウンドの資金調達を公表した。第三者割当増資と新株予約権付社債を使ったもので、調達した資金は総額61億5000万円。内訳は第三者割当増資分が55億円、新株予約権付社債分が6億5000万円となる。第三者割当増資を引き受けたのはシニフィアン(THE FUND)とALL STAR SAAS FUND、海外投資家でLight Street Capital、ほか名称非公開の2社となっている。 SmartHRを導入する企業数は2万6000社で、継続利用率は99.5%と高い水準を誇る。2017年10月に公開したペーパーレス年末調整機能や、その翌年8月の雇用契約機能など順調にアップデートを重ね、今年4月からは上位プランとなる料金形態を発表。同社の説明では15%の顧客が切り替えに応じている。 <参考記事>