筆者が自宅にウェブカメラを持ち込み、三日三晩悪戦苦闘して何とか設定を終えて知人に公開したのが約15年ほど昔だった。 普通の人なら今では知る必要もない呪文のような「DDNS」(Dynamic DNS)や、見るからに情報通信技術の業界用語のような「NAT越え」という言葉の意味を理解し、それらを自ら実践できなければ、自宅に残した可愛いワンちゃんや猫ちゃんの留守中の様子を知ることさえできなかった。 そして企業がほとんどのユーザーであった当時のウェブカメラは15万円以上はする極めて価格ハードルの高いハードウェアだった。防犯などのセキュリティー管理用途がほとんどだった当時は、企業の社内外にウェブカメラを取り付けてサービスを提供することができるだけで十分ビジネスになった時代でもあった。 15年前、一人一台のデスクトップPCやモバイルPCがウェブカメラを見る道具だった時代から、現在は一億総スマートフォン時
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