この項目では、2004年に発生した強姦致傷事件について説明しています。1968年の阪神甲子園球場における阪神対巨人戦の試合中に発生した乱闘事件については「ジーン・バッキー#阪神時代」をご覧ください。 バッキー事件(バッキーじけん)とは、ビデオ制作会社「バッキービジュアルプランニング」によるAV女優や素人モデルに対する強姦致傷事件。 経過[編集] 2004年6月下旬、バッキービジュアルプランニング(以下バッキー)は東京都豊島区の居酒屋でAV女優に薬物(脱法ドラッグ)を吸わせて同区西池袋のマンションに連れ込み、猥褻行為を撮影しながら肛門に浣腸器具を挿入して器具を破裂させ、直腸穿孔や肛門裂傷による全治4か月の重傷を負わせた。処置が遅ければ死亡していた可能性もある悪質な犯行であり、警察が動くこととなった。被害者は人工肛門を付けざるを得ないほどの後遺症だったという[1](直腸穿孔は術後の死亡率が40