「Mailbox」というiPhone用アプリをご存じだろうか。Mailboxとは、Gmailに特化したメールアプリである。2012年の開発段階から独特のインタフェースや操作感がネット上で話題となり、2013年2月に正式版がリリースされると利用者が殺到。さらに3月にはDropboxが買収を発表するなど話題が尽きない。 なぜ、1つのアプリがこれほどまでに注目されるのか? 実際に、Mailboxを使ってみると理由の一端が分かってきた。特に筆者のような人、ズボラにGmailを運用してきた人にとっては目から鱗のメールアプリだったからだ。Mailboxとはどのようなメールアプリなのか、筆者が導き出した活用法を紹介しよう。 2013年2月にリリースしたGmail用のメールアプリ「Mailbox」(無料)。日本向けのApp Storeからでも英語版アプリをダウンロードできる。
47年というその短い生涯の間に、文学、演劇、映画、競馬評論とマルチに活躍した寺山修司が、没後30年の今年、空前のブームを迎えているという。 タワーレコードの広告に寺山の写真が大きく使われたのに始まり、パルコ劇場40周年記念公演「レミング」など、寺山戯曲が大挙上演。寺山を回顧する展覧会の開催、関連本の出版ラッシュのいっぽうで、寺山の作品名をもじった菓子が発売され、原宿では「寺山ファッション」なるものが出現。故郷の三沢市では、祭りの山車に「テラヤマ」が登場……。様々な分野に進出し、関係者の思惑を超えて巨大化を続ける「テラヤマ」現象とその背景にあるものを、探ってみた。 その予兆は昨年からあった。 寺山修司の著作権管理をする「テラヤマ・ワールド」の代表、笹目浩之氏のもとに、ファッション誌の編集部から問い合わせがあったのだ。 「原宿で、顔を真っ白に塗って歩いている女の子たちがいる。なぜ、と尋ねてみた
海洋堂が2013年1月からカプセルフィギュアの新ブランド「カプセルQミュージアム」の展開をスタート。日本の動物や昆虫、岡本太郎のアート作品まで、毎月新シリーズを投入する。1シリーズ30万個の販売を目標としている。 価格は300~400円で森羅万象の面白いもの、誰もが見たことがないミニチュア模型をテーマとし、キャラクターものは扱わない。 菓子のおまけに本格的なフィギュアを投入し、食玩ブームを起こした海洋堂がその第1弾の目玉として持ってきたのは、1億個以上を販売し、食玩ブームをけん引した「日本の動物コレクション」。さらに、恐竜のなかでも人気の高いティラノサウルスと岡本太郎のアート作品集も同時に発売する。 「カプセルフィギュアは子供向けのチープなキャラクターおもちゃばかりなのが現状。中国の人件費の高騰や石油の高騰などによってハイクオリティフィギュアを作るのが難しい今だからこそ、あえて本格的なカプ
目標としていた紅白出場も手が届かんばかりに、快進撃中のアイドルグループ、「ももいろクローバーZ」。彼女たちのファン層は老若男女と幅広いが、その中でもユニークなのが、中年男性、それもこれまでアイドルに興味のなかったオヤジたちが、「人生が変わった」というほど熱狂している点だ。劇作家で、コピーライター、クリエイティブ・ディレクターでもある鈴木聡も、その一人。今月上旬には「ももクロ」にはまったオヤジたちの群像劇、その名も「おじクロ」という芝居を書き、演出する彼に、自身を含め、オヤジたちが今、なぜ「ももクロ」にはまるのか、そして何を求めているのかを聞いた。 1959年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。サントリー「ワンフィンガー、ツーフィンガー」ホンダ「インテグラ、ノッテグラ」「こどもといっしょに、どこいこう」など代表作多数。1983年、サラリーマン新劇喇叭屋(現・ラッパ屋)を結成。現在は
日経トレンディのツイッター担当が気になったものを自由気ままに投稿する、なんでもありの連載。第9回は、個人的に好きという理由だけで、またしてもパンケーキネタ。11月1日にオープンしたNY発の行列ができる店「サラベス」の日本1号店を“味見”してきた。 もりもり “NYの朝食の女王”と「New York Magazine」に絶賛され、レストラン格付けガイドブック「ザガット・サーベイ」でも「ニューヨークNO.1デザートレストラン」に選出された「Sarabeth's(サラベス)」。2010年公開のメリル・ストリープ主演映画『恋するベーカリー』において、調理技術指導および店舗での撮影協力を行ったことでも話題になったNYの行列のできる店。日本1号店が東京・新宿の「ルミネ新宿店 ルミネ2」にオープンした。パンケーキ好きとしては待ちに待った上陸。内覧会にお邪魔する機会があったので、早速食べてきた。 メニュー
渋谷パルコが、来年40周年となる節目を迎えて、この秋に大幅リニューアルした。なかでも目を引くのがパート1の6階。ワンフロアすべてを改装し、「シブポップ~SHIBUYA POP-CULTURE MARKET」と名づけ、全9店舗でマンガやアニメ、ネットカルチャーなどの情報発信をしている。その目玉が、『週刊少年ジャンプ』で連載中の『ONE PIECE』のフラッグシップショップ「ONE PIECE 麦わらストア」だ。『ONE PIECE』グッズの常設公式ショップのオープンはこれが初めて。売り場面積は約250m2、1万アイテム以上を取りそろえる。 渋谷のファッションビルで、なぜこのようなマンガ・アニメ関連の企画が実現したのか。パルコ渋谷店・営業担当の草刈洋氏は、「テーマとしては脈々とあったもの。思い切った規模ではあるが、完全な異物ではない」と話す。 『ONE PIECE』初のオフィシャルフラッグシッ
巨匠・石ノ森章太郎が残した名作『サイボーグ009』。これまでに何度もアニメ化、映画化されてきた同作品が再び生まれ変わる。2012年10月27日に公開される映画『009 RE:CYBORG』である。 監督を務めるのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズや『東のエデン』シリーズなどで高い評価を受けている神山健治氏。作品の中で常に現代社会の問題と向き合ってきた神山氏らしく、本作でも現代の視点からサイボーグ戦士達の戦いを描く。 アニメ制作のプロダクション・アイジーと3Dアニメの制作会社サンジゲンが手掛けた映像は全編が3DCGとなる新しい試み。慣れ親しんだ日本のセルアニメのような質感を保ちつつ、これまで実質不可能だった「スローモーション」を取り入れるなど過去にない映像表現を追求している。 神山監督は、同作を「描きたいことと実現可能な表現が上手くシンクロした幸せな作品」と語
国産ビールの消費量が年々減少して苦戦するなか、野外やビールレストランなどで行われるビールフェスティバルがブームを呼んでいる。なかでもドイツビールを味わえるイベント「オクトーバーフェスト」はここ数年で開催会場が増加。どの会場も盛況で、集客力のある人気イベントとして全国に広がっている。 全国8会場でオクトーバーフェストを開催するイベント会社「ビー・エフ・シー」によると、今年はゴールデンウィークの東京・お台場会場からはじまり、日比谷、仙台、芝、豊洲、神戸、長崎、お台場と巡回し、計30万人を動員。3会場で開催していた4年前に比べ、来場者数が2倍以上に増えた。 大阪商工会議所などが主催する「収穫祭・大阪オクトーバーフェスト」も昨年第1回目を開催。予想を大きく上回る約8万7000人が来場したことから、今年2回目を開催。期間を前年の10日から14日間に延長し、10万人近くを動員した。 オクトーバーフェス
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