岡山名物・サワラが豊漁だ。岡山市中央卸売市場(岡山市南区市場)への県産の入荷量は、瀬戸内海での漁が解禁された4月下旬から1カ月で105トン。過去10年で最多、各年の同時期の5〜1・5倍となっている。 独立行政法人・水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(廿日市市)は「海水温などの条件が良く、漁獲の中心となる2歳魚が順調に生育した」と分析する。 サワラの漁獲量が県内有数の牛窓町漁協(瀬戸内市)では、連日1〜2トンを水揚げ。1日でここ数年のシーズン全体量(1〜3トン)に匹敵する状況という。40年間、漁を続ける朝日漁協(岡山市)の豊田安彦組合長(65)は「20年ほど前の水準。これでこそ岡山名物。豊漁が続いてほしい」と話す。
備前長船刀剣博物館(瀬戸内市長船町長船)は24日、7月に開幕する特別展「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」(瀬戸内市など主催)に向け制作した「ロンギヌスの槍(やり)」を報道陣に公開した。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の武器をモデルにした刀剣などを紹介する同展の目玉となる。 ロンギヌスの槍は、テレビアニメ版でヒロインの綾波レイが戦闘に使うなどした武器で、らせん状の柄で先端が二股になったデザイン。謎の多い物語を解明する鍵を握るのではとファンの注目を集めている。 制作された槍は長さ3・32メートル、重さ22・2キロ。鉄にニッケルやコバルトを混ぜた金属がベースで、二股の刃の部分には日本刀のような肌模様を際立たせている。 刀匠三上貞直さん(56)=広島県北広島町=ら2人が昨年12月ごろから取り組んでいた。三上さんは「世代を超えて関心が集まれば」と話す。 特別展ではアニメの武器を基に刀匠らが自らのイメ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く