今回は,先週18日(火)の衆議院法務委員会の質疑から,図抜けて鋭い指摘をされた古本伸一郎委員(民主党)の質疑を抜粋して転載します。質問の順序を若干変えますが,ご容赦ください。会議録の原文は,こちらから検索してください。(http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kaigiroku.htm) ・何が違憲とされたのか (以下,08年11月18日衆議院法務委員会議事録から転載) -------------------------- ○古本委員 では、何が違憲であったかについてもう二、三お尋ねしたいんですが、最高裁は、判決文の抜粋ですが、「四 国籍法三条一項による国籍取得の区別の憲法適合性について」というくだり((1)の末尾-引用者注)で、「日本国籍は、我が国の構成員としての資格であるとともに、我が国において基本的人権の保障、公的資格の付与、公的給