関西学院大学(兵庫県西宮市)で、男性の外国人講師が授業中、福島県出身の女子学生に「放射能を浴びているから電気を消すと光ると思った」と発言していたと、大学が2月21日に発表した。大学は講師を17日付で減給3カ月の懲戒処分とした。 関学大によると、2014年10~11月ごろ、英語の授業中に講師に出身地を尋ねられた女子学生が、「福島県出身です」と答えたところ、講師は教室の電気を消し、この問題発言をしていた。授業は約30人の学生が受けていた。学生は精神的ショックを受け、それ以降は授業を休みがちになったという。