5日夜、鹿児島県の桜島の昭和火口で爆発的な噴火が起き、大きな噴石が火口から1キロ余りに飛んだのが確認され、気象庁は桜島の噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」に引き上げました。気象台によりますと、去年まで繰り返されてきた噴火の規模と変わらないということで、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。 この噴火で警察や消防に被害の連絡は入っていません。 気象庁は「桜島の噴火活動が今後、活発化するおそれがある」として、桜島の噴火警戒レベルをこれまでのレベル2からレベル3の「入山規制」に引き上げ、昭和火口と南岳山頂火口からおよそ2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。 桜島ではここ数年、噴火活動が活発で、平成22年10月以来およそ5年間にわたって噴火警戒レベル3以上が続いていましたが、去年9月以降、爆発的噴火は観測されず、気象庁は去年1