企業が商品を仕入れて販売する過程の中で、出荷するまでの間、一時的に商品が社内に滞留する状態があります。これを「在庫」と呼びます。「在庫」がいまどれくらい手元に残っているかを把握するための帳簿が「商品有高帳」です。今回は「商品有高帳」の考え方や記入方法について解説していきます。 商品を仕入れて販売する場合、販売する商品を自社に納品(入庫)してもらった後に得意先に納品(出庫)することがあります。入庫してから出庫するまでの間、販売商品は社内に留まることになりますが、これを「在庫」と呼びます。 「商品有高帳」は、社内に残っている「在庫」を商品の種類別に記録する帳簿のことです。 記帳する内容は「入出庫の日付」「入庫した数量・単価・入庫額」「出庫した数量・単価・出庫額」「商品ごとの有高(残高)」など。 商品ごとの数量・単価・金額(原価)を入出庫の都度、記入していくわけです。 「商品有高帳」作成の目的「
