2013年04月15日 [コンゴ]コンゴの人喰い亀 デボムオ 人喰い亀”デボムオ” デムボオとはコンゴ国内で「悪魔の亀」と称される巨大亀の総称である。 亜熱帯気候と内陸特有の地形の影響でコンゴの両生類は独特の進化を辿った。中央アフリカには確認されているだけで523種類の亀が生息している。その中には肉食の獰猛な性格の亀も存在する。デムボオである。デムボオは大きさも巨大で動きが速いと言われる。近年、農村部に侵入したデムボオが人や家畜を喰い殺すといった被害がコンゴでは続出している。コンゴにはこのような人食いデムボオが少なくとも7種類おり、川沿いの密林に住む部族たちからは、悪魔の亀(デボムオ)と呼ばれ恐れられている。 このデボムオは国内外に専門の研究者がおらずほとんど生態研究が進んでいない。また屍骸に残された大きな甲羅(ムオンパ)は土着部族の占いなどの神事に用いられる。そのことにより目撃情報と