観てからちょっと時間が経っちゃいました。。家族の絆を描いた映画「わが母の記」と、水谷豊主演の「愛しの座敷わらし」も観ました。 ま、後者はよくあるほのぼの系です。 わが母の記は、こみ上げるものがありました。 昭和の文豪・井上靖の自伝的小説 親子の関係であっても 気持ちがうまく伝わらず すれ違いがあったり その傷をずっと引きずって生きている・・。 自分は親に捨てられた・・と恨んでいながらも 痴呆の症状が出始めた母の世話をするうち だんだん息子(役所広司)の表情が優しくなってゆきます。 そして やっとあの時の母の心が息子に通じた時には 母は目の前に居る自分(息子)のことが認識できなくなっていた・・。このシーンが見せ場ですね。年輩の方皆泣いてました。 それでも、ボケのきいた役どころが樹木希林さんにピッタリで 笑わせてくれました。 程度の差こそあれ、親から受けた傷って 誰もが持っているのではないでし