根津美術館で開催中の 新創記念特別展 第5部「国宝燕子花図屏風 琳派コレクション一挙公開」に行って来ました。 根津美術館を代表する作品といえば何と言ってもこの尾形光琳「国宝 燕子花図屏風」です。新しい美術館を建設中「大琳派展」(東京国立博物館)に僅かの期間貸し出され展示されたのを除くとこの作品が公開されるのは実に4年ぶりのこと。 根津美術館でこの作品を最後に拝見したのが2006年。 久々の対面となります。 国宝 燕子花図屏風(右隻) 尾形光琳筆 江戸時代 18世紀 根津美術館蔵 「4年ぶりの公開、そして再会」と大仰な気もします。 確かに4年経ったからといって、自分の観賞力が高くなったとはとても言えません。逆に落ちているかも。しかし、今回の再会は観る環境が大きく進化を遂げています。 新根津美術館の展示室及び照明その他の環境がずば抜けたものとなっていることは、既に一度でも足を運ばれた方なら実感