しかし、近年はサラリーの高騰、代理人の介入など諸事情により、超大物の参加が難しくなった。オフは金もうけより疲労回復に充てるためで、2014年にロビンソン・カノー(マリナーズ)が右足小指骨折で帰国したようなケガの防止の意味もある。 特に投手は肩や肘を痛める不安があるため、エース級どころか先発陣がほとんど参加せず。投球回数や球数制限を考慮したリリーフ陣主体で、まるで今季はやったブルペンゲームのような陣容。おまけにケガのリスクが低い軟投派ばかりだ。 日米野球を見続けて、ちょうど50年。日米野球も時代とともに変化し、昔のように現役最高のスター選手たちがこぞって来日し、「史上最強軍団」とか「スーパースター軍団」などとうたわれる時代は終わった。(大リーグ評論家・福島良一)
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