英語も堪能、ゴルフもシングルプレイヤーだとか ©共同通信社 茂木敏充外相(64)が「ご機嫌だ」と評判だ。「将来の首相」を狙う茂木氏がステップアップのためにここ数年望んでいた外相ポストを射止めたことが大きい。9月のニューヨークでの国連総会に合わせた外交では、出身の読売新聞から「上々デビュー」「早くも存在感」と褒めちぎられた。 NYでは外務省担当に加え、安倍晋三首相に同行した旧知の記者も集めて懇談会を開き、自らが経済再生相としてまとめ上げた日米貿易交渉の成果を誇った。政治部デスクが言う。 「懇談は3時間超。持ち上げてくれる記者に囲まれご満悦だったようだ」 能力は抜群だが、人望がない――。こうした評価が定着していた茂木氏。官僚を怒鳴り上げるパワハラの逸話は枚挙に暇がなかったが、「『首相への道』が見えてきたためか、最近は怒鳴ることも少なくなった」(某省幹部)という。 外相として意識しているのは、同