普段から偉そうなことを書いている割に小心者である筆者は、取材のときに使うパソコンでいつも悩む。仕事柄AV機器メーカーへの取材が多いわけだが、そういうメーカーは大抵パソコンも作っている。 つまりナニが言いたいかというと、ソニーに取材に言ってLet's Noteを広げるのもナンだし、Appleに取材にいってVAIO広げるのもナンだし、というわけで、結構いろんな場所で板ばさみになる自分が居る。先方もそこまでは気にしていないのかもしれないが、こっちが恐縮するのが小心者の小心者たるゆえんである。 そんなときに編み出した戦法が、まず国内メーカーでも作っていないものを持っていく、というスタイルだ。かつて筆者がPSION Series 5mxというイギリス製のハンドヘルドPCを愛用していたのは、そんな事情もある。 今となってはもう5mxも売ってないので、どういうものかご存じない方も多いと思う。このOSがS
KDDI、KDDI研究所、NHK放送技術研究所の3者は5月17日、携帯電話向け放送型サービスに適用可能なコンテンツ保護技術を共同で開発したと発表した。 放送型サービス(リアルタイムのストリーミング配信)では、著作権保護の観点から、コンテンツ保護技術が重要となる。今回の開発では、KDDI研究所が開発した、処理負荷が軽く、高速に暗号復号処理が可能な「K2」と呼ばれる暗号方式を採用した。KDDI研究所によれば、K2は現在W-CDMAなどの標準暗号化アルゴリズムとして使われている「KASUMI」よりも約40倍高速で、5Gbps程度の動画をリアルタイムに暗号化できるという。また、使用メモリが小さい点が特徴で、試験端末を利用して実験したところ、416kbpsの動画を暗号化した際のCPU使用率は1%未満だったとのことだ。 3者は携帯電話機にK2の復号機能を実装することにより、携帯機器の限られた計算処理能
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