ブックマーク / masanork.hateblo.jp (4)

  • 老害は一日にして成らず - 雑種路線でいこう

    彼は老害の恐ろしさを知らない。老害とはもっとアンヴィヴァレントなもので、若い者には負けてたまるかという自尊心、世の中って表面的には日進月歩だけど質は変わらないだろという思い込み、経験に裏打ちされた様々な思考回路の短絡、そして上下関係でフィルタリングされてしまう情報、そういった諸々が絡み合って形成される。雑誌やネットで情報を読み漁ればキャッチアップできる訳じゃない。 だからわれわれは老害と呼ばれる存在にならないようにしないといけない。どうやって?自分の中の情報の鮮度を新鮮に保つことで。じゃぁどうやって鮮度を保つのか。インターネットや雑誌には新鮮極まりない情報がぴちぴちしてます。そこから情報を得ればいいんじゃない?その時間をどうやって割く?意外と難しい気がする。 実は若いうちから人間には認知の歪みってのがある訳だが、若いうちは現実に適応した結果としての歪みだから環境を変えない限りは顕在化しな

    老害は一日にして成らず - 雑種路線でいこう
  • 夢のあるITには若手が殺到している 刹那的な業態が見切られただけ - 雑種路線でいこう

    小野さんの記事を読んで少し悪乗りを反省した。けれどもIT業界の人材不足って、人材育成とか学生へのPRで解決できるのだろうか。僕が西垣氏の発言を読んでムカッときたのは、長期雇用を前提に若い時分は下働きに甘んじろというが、それはあまりに若手の現状認識や、いまどきのIT業界の平均像からかけ離れているのではないか、ということだ。 IT業界に限らず年功序列、長期雇用が成り立っているのは、下請け構造の上部に位置する一握りの大企業に過ぎない。彼らの高給と安定を支えるために、雇用は安定せず、人材開発のための投資もされず使い捨てられる技術者が少なからずいることの問題は、当のIPAがレポートしている。そして人材が行き渡っていないのは、元請けの大企業ではなく、そういった中小の下請け企業ではないか。 そして膨大な数の「業務知識に精通し、かつ、大規模システムをチームワークで作れる人材」を業界が欲する背景に、元請け企

    夢のあるITには若手が殺到している 刹那的な業態が見切られただけ - 雑種路線でいこう
  • ブログに「死ね」の書き込みで自殺 周囲や事業者に何ができたか - 雑種路線でいこう

    いたましい事件だ。ネット規制の議論にも影を落とすかも知れず、また、事件の再発防止や、CGMレイティング基準の見直しで議論しなければならない話として、議論を避ける訳にはいかない。とはいえ報道内容から類推できることは限られ、過度に一般化して議論することは危険だし、再発防止へ向けた妙案がある訳でもない。 北九州市の高校1年の女子生徒(16)が、「ホームページに『死ね』と書き込みされた」などとつづった遺書を残して自殺した問題で、福岡県警は1日までに遺書が指摘したとみられるホームページを特定し、「死ね」などほぼ指摘通りの内容の書き込みがあることを確認した。 まず、こういった事件を防ぐことはフィルタリングでは難しい。侮蔑語が書き込まれたからといって、自分のブログへのアクセスまでフィルタリングするのか。そもそもブログなどCGMサイトへの書き込みを全て規制すれば事件が起こらなかったという考え方もあるが、高

    ブログに「死ね」の書き込みで自殺 周囲や事業者に何ができたか - 雑種路線でいこう
  • 本当の闘いは これから始まる - 雑種路線でいこう

    どうして子どもにケータイを持たせるななんて時代錯誤な報告書が出るのか悩んだ。だいたい教育再生懇談会なる懐古趣味的な名前から間違っているのではないか。学力崩壊の理由ってゆとり教育だけじゃなくて、先生のいうことを聞いて、いい学校、いい会社を目指せば立身出世できるという右肩上がり成長の物語が終わったこともあるのに、そこには目を向けず年寄りが寄って集って懐古趣味に走っている。 だいたい昔は「末は博士か大臣か」なんていったもんだけど、いまどき博士になって幸せかは疑問だし、就職活動中の東大情報系の院生に話を聞くと教授が博士課程に進学して欲しいと考える俊才ほど最近は博士までいってもキャリアパスを描けないことを知って、修士卒で外資系金融やコンサルGoogleとかIBMの研究所に流れるらしい。それで何割が幸せになれるかは分からないけどねー。こんな時代に深く考えずいわれた通りに勉強し、大企業とか目指す方がマ

    本当の闘いは これから始まる - 雑種路線でいこう
  • 1