CMSには既に多数のプレーヤが存在する。そんな中、Ruby on Rails製のシステムを採用する利点は何だろうか。一つにはカスタマイズの容易性がある。Railsをベースにしていれば、Railsに慣れた技術者であればカスタマイズは容易に行えるだろう。 管理画面 他のCMSの場合はそのCMSのやり方に沿って進める必要がある(プラグインやテーマなど)。だがRailsであれば、Railsの作法に沿っていれば良い、どのようなCMSを導入しようともそのまま使うことは稀なので、元々カスタマイズを考えておくのが良いのではないだろうか。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはadva-cms、Ruby on Rails製のCMSだ。 adva-cmsはRails 2.3系以上でのみ動作する。Railsアプリケーションを作る際に「-m」を使ってテンプレートとして使うのが基本だ。インストールが終わればすぐ