ビジネスを戦争にたとえることがなんとも品がないのは認めつつ、けっきょくのところ(本人が望もうと望むまいと)他者との競争関係に置かれている以上、戦争というメタファーはきわめてわかりやすいのも事実。使いたくはないんだけれど。 (あと最近はそのさらに上位に属する政治や国の統治という視点で見ることもあるし、あるいは戦争を想定しつつその戦いからいかに降りるかということも考えてるんだけど、それはまた別の話) 戦争をメタファーにするのはいいとして、そのなかで出てくる「戦略」と「戦術」の定義があいまいなまま話されてることが多いのは問題で、このへんは平和ボケした国民が戦争を例にとるなということでもある。 とりあえずヤン・ウェンリー提督の言葉を借りれば、 http://www.ginei.jp/character_d.htm「結局、戦略とは戦争全体の勝敗を決めるための基本的な構想とそれを実現するための技術。戦