4月17日付で公開したコラム「生体認証の怪 かえってセキュリティ強度が下がるのはなぜ?」について、日経ビジネスオンライン読者の方々からご意見とご質問を頂戴した。質問の多くは、コラムの中で紹介した本人認証技術に関するものであったので、その技術の開発者とともに以下の回答文を作成してみた。 文中で「谷島」とは筆者、「國米」とはニーモニックセキュリティの國米仁社長を指す。同社が開発した本人認証技術「ニーモニックガード」は、端末などに複数枚の画像を表示しておき、その中から本人しか分からない画像を数点選択させ、それによって本人かどうかを確認する技術である。小学校時代の友人たちの写真や過去に飼った犬や猫の写真を交ぜておけば、本人ならまず間違えないし、暗証番号と違って忘れることもない。 ■読者の意見 「面白いが展開が大変」 なかなか面白い手法だと思いました。利用者の抵抗感は少なくて済みそうですし、操作が単
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