気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本ではここのところM&A(企業の合併・買収)関連の話題が毎日のように新聞紙上を賑わしているように、現在、M&Aは世界的にブームになっている。米国のM&Aの状況を見ると、最近の特徴は全件数の約30%がプライベートエクイティなど投資ファンドによってなされている。こうした投資ファンドによる買収案件は、2001年には全体の3%、2005年には同10%に満たなかったのが、ここ2年で急成長したわけだ。 その背景には世界的な過剰流動性がある。この世界的なカネ余り現象をもたらしている要因は、主に3つある。1つは、日本が円をダンピングし、かつほとんど金利のつかない低コストの資金を垂れ流していることによるもの。もう1つは、中国がやはりダンピングした通貨で稼ぎま
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