ハードウェア開発のフロントローディング、とソフトウェア開発におけるそれの平行概念を考察しています。 http://d.hatena.ne.jp/sakataakinori/20080129/1201620434 TPSのソフトウェア開発への現場適応を実践している坂田さんは、この概念をソフトウェアに持ち込むことについて、慎重に議論しています。 製造と設計が分離されたハードウェアにおいて、 製造時に発生するコストがライフサイクルコストを支配する製造時に発生するコストドライバは設計段階においてつくり込まれる。 フロントローディングとは、この原理に基づく考え方、源流管理の実現によって発生する負荷の前倒し現象です。また、この現象が原価企画の取組みによって制御可能性が高まるために、手法として取り扱われることが多い。というのが、本質だと考えています。 一方 ソフトウェアは、開発と製造が同時一体として進行