一般販売が始まった1チップMSX 「1チップMSX」が遂に発売された。 以前「パロディウス」の回でも解説したが、MSXは1983年にスタートしたパソコンの統一規格だ。松下電器やソニーなど複数のメーカーから、MSX規格にのっとったパソコンが発売された。 1985年には、主にグラフィックを強化したMSX2規格のパソコンが作られるが、当時のPCではNECのPC-8801、PC-9801が強く、また家庭用ゲーム機ではファミコンが強かった。結局その二大勢力に押されてしまい、MSXハードの発売は、1991年のFS-A1GTが最後となってしまう。 しかし、その後もMSXのファンは、ゲームの開発やイベント開催などの活動を行なってきた。そのことが今回の1チップMSXの発売につながった。 なお、CESA(社団法人コンピュータエンターテインメント協会)の小冊子「テレビゲームのちょっといいおはなし・2」に、MSX
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