夏休みの読書感想文は面倒くさいし、文章を書くことは苦手だった。 私が中学生だった時、学校が指定した課題図書の本で読書感想文を書く宿題があった。 これまでは最後のあらすじを読みつつ適当に感想文を書いていたが、ある本を読み終わった時にとても腹が立った。 初めて「この本を読んだ感想を自分の意見を交えて書きたい」と思えた作品だった。 原稿用紙に自分の意見を夢中で書きなぐったら少しスッキリした。 その読書感想文を国語の先生に提出した数日後、なぜか職員室に呼び出されてしまった。 そこで私は先生に「共感される読書感想文の書き方」を教わることになる。 当時のことを思い出しながら先生に言われたことや当時読んだ本についてまとめてみた。 読書感想文に選んだ本は「沈黙」 自分の意見だけを書いては共感されない ①共感と説得力をアップする方法 ②なぜそう思ったかを体験を交えて書く ③相手の意見を尊重しつつ自分の意見を