2006/12/27 BI(ビジネスインテリジェンス)にとって2006年は激動といえる年だった。大手オラクルやSAPが参入し、マイクロソフトも本格参入を表明。2007年第3四半期にもハイエンドBI製品「Office PerformancePoint Server 2007」を国内投入すると発表している。今回は古くからBI市場をけん引しているビジネスオブジェクツのシニアバイスプレジデント兼アジア太平洋・日本地域ジェネラルマネージャー キース・バッジ(Keith Budge)氏に、日本におけるBIの状況を聞いた。 日本版SOX法ではデータの正確性がカギ~バッジ氏 バッジ氏は日本のBIの状況について、「日本におけるBIの利用は、次のレベルへ達しようとしている」と説明した。次のレベルとは、ミッションクリティカルな業務において、企業内のデータをリアルタイムに扱えるようになることを指す。11月に同社が