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池田亮司に関するjuan-roman-yoshidaのブックマーク (2)

  • 浅田彰【<ダムタイプ>とアートの臨界】

    過去の4半世紀を振り返るとき、日の舞台芸術は総じて停滞の中にあったように見える。60年代からの前衛演劇の実験の後の空白を満たしたのは、学芸会めいたパロディごっこであり、そして商業演劇への回帰だった。要するに、演劇はほとんど芸術であることをやめ、娯楽に成り果てたのだ。 しかし、演劇というジャンルの内外で真の舞台芸術を目指す真摯な試みもないわけではない。とくに、演劇というより、美術・音楽・舞踊を結びつけたマルチメディア・パフォーマンスを、最新のテクノロジーを駆使して作り上げてきた<ダムタイプ>の活動は、狭い日の演劇界を超え、世界的に注目を集めてきた。 <ダムタイプ>は古橋悌二を中心とするさまざまなジャンルのアーティストたちが1984年に結成したグループであり、「pH」(90年初演)や「S/N」(94年初演)といったユニークなパフォーマンスを生み出していった。とくに、「S/N」は、古橋が、自

  • 特集: 音楽/ノイズ-21世紀のオルタナティブ/佐々木敦/1/4

    テクノイズ・マテリアリズム: メタ・エレクトロニクス・ミュージック Technoise Materialism: meta-electronics music 佐々木敦 SASAKI Atsushi はじめに 「ノイズ・ギャラリー」に名前を連ねた人々は,今日のエクスペリメンタル・ミュージックにおいて,キーパーソンと言える重要な存在ばかりである.彼らはいずれも音楽もしくは音響を主として扱うアーティストであり,それぞれの作品はCDやレコードというかたちで国際的に流通している.サウンド・クリエイターに雑誌のページを提供し,アートワークによって自らの「音」を表現してもらう,という無謀とも思える(だが,それゆえにきわめて興味深い)試みは編集部の発案によるものだが,アーティストの人選は筆者が担当させていただいた.選出に際して,当初は何らかの一貫したテーマを掲げることも考えたが,現在のシーンのアクチュア

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