封じ手開封直後、次の▲88銀では▲86銀が勝りました。対局中はここが重要な分岐という認識はなかったのですが、藤井竜王は局後の第一声で▲88銀△44銀で感じが良くなったと言っていたので、この辺りの判断の差がそのまま結果に出ています。
![ALSOK杯王将戦第4局。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/afbd1f640bdda36884e324bfd916c56a054dd8e2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogimg.goo.ne.jp%2Fuser_image%2F03%2F40%2Ffe1618e10c7eaf86ccbb4202bf14f5c1.png)
図で83分の長考をして、選択ミスをしたのかと終局直後は思っていましたが、感想戦でも代案がありませんでした。 ▲45桂は長考の結果なので、ここではそれなりだと思っているわけですが、次の△33桂は軽視していました。 桂馬をぶつける手自体は序盤~中盤にかけて頻出する手ですが、互いに持ち駒が多い終盤でここに手がいくのか、と。 ここで、はっきり悪くなったことを自認して、以下は差が開く一方でした。 次局以降、もっといい内容の将棋を指せるように取り組んでいきたいと思います。
当初は全部まとめての予定でしたが準決勝に進出することが出来たので、とりあえず1回戦と2回戦を解説します。放送済みの棋譜は囲碁・将棋チャンネル:銀河戦ページにてご覧になれますので、ぜひご利用下さい。 決勝トーナメント1回戦は片上五段と。なんと和服での登場。1回戦での和服着用は珍しく、並々ならぬ気合いを感じました。 振り駒で先手になって相矢倉。▲4六銀型の定跡形に。この形は昔から指されていますが、なかなか結論が出ません。良い勝負ということなのでしょう。 激しい攻め合いに。この▲2四銀が厳しいかと思いましたが△3五歩がしぶとい受け。▲同角ならば△3四金と当てて▲1三銀成と香は取れますが△3三玉と逃げられて角取りが残って後手を引いてしまいます。 これに対して残り4回の考慮時間から3回を使って▲8五香。△8八歩成と成り捨てる、もしくは△8八銀と打ち込めば△8四歩で香は取れるのですが(現状は二歩)取ら
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