デジタル、ソーシャル化の流れは、とめどなく進んでいる。そのことに企業が戸惑っている間に、生活者の変化が先行し、慌ててキャッチアップしなければならない様相が見受けられるようになった。 そこで本連載では、シリーズ「ソーシャル化する社会と対峙する企業」と題し、様々な企業がいま、デジタル、ソーシャル化する社会とどのように対峙していこうとしているのかについてインタビュー、検証を行っていく。 第1回目は、日本全国でフライドチキンチェーンを運営する、日本ケンタッキー・フライド・チキン(以下KFC)で、2013年4月より、デジタル・CRM推進室長として全社のデジタルマーケティング戦略を推進する干場 香名女(ほしば・かなめ)氏にお話を伺った。この模様を、2回に分けてお届けする。 KFCにおける生活者のデジタル化、ソーシャル化への対応 干場 香名女(ほしば・かなめ)氏 総合商社のコンシューマービジネスを担当す