原子力安全委員会の班目春樹委員長は24日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐり、3月12日の菅直人首相らとの協議で「再臨界の可能性はゼロではない」と発言したことについて「事実上ゼロだという意味だ」と説明した。 ただ福山哲郎官房副長官は5月23日の記者会見で、班目氏の発言を「専門家の意見として大変重く受け止めた」としており、認識のずれが表れた形だ。
原子力安全委員会の班目春樹委員長は24日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、東京電力福島第1原発1号機への海水注入をめぐり、3月12日の菅直人首相らとの協議で「再臨界の可能性はゼロではない」と発言したことについて「事実上ゼロだという意味だ」と説明した。 ただ福山哲郎官房副長官は5月23日の記者会見で、班目氏の発言を「専門家の意見として大変重く受け止めた」としており、認識のずれが表れた形だ。
【編集部注:本稿は、2011年3月16日に掲載されたものです】 2011年3月11日、東北地方三陸沖地震が起こって、福島第一原発1号機で格納容器内の圧力が異常に上昇し、そのあと建屋が爆発。続いて3号機も同じく爆発。さらに2号機は、格納容器内にあるサプレッションプール(圧力抑制室)が破損した。破損が進めば絶望的な破局に向かう。これと並行して、日本人の頭の上に大量の放射能放出を始めた。一体、何が起こったのか。 「想定外」の言葉を濫用する 電力会社とマスメディアの異常 津波そのものによる天災は、避けることができない。これは日本の宿命である。しかしこの悲惨な原発事故は人災である。それを起こした責任者は、電力会社だけではなく、これまで何もこの事態を警告をしなかったテレビと、テレビに出てデタラメを解説している専門家と呼ばれる大学教授たちである。 2011年3月11日14時46分頃、北緯38.0度、東経
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