NHKは8日、制作中の大型ドラマ「坂の上の雲」の第1部を、11月29日から12月27日の5回、毎週日曜午後8時から各1時間半、総合テレビで放送すると発表した。 日露戦争を戦った秋山真之(本木雅弘)と秋山好古(阿部寛)の兄弟、歌人の正岡子規(香川照之)の3人を主人公に、明治を生きた人々を描いた司馬遼太郎の長編小説が原作。第2部(全4回)は来年秋、第3部(同)は平成23年秋に放送する予定。 菅康弘チーフ・プロデューサーは「原作に沿いながら、一部にドキュメンタリーも挟み込み、世界情勢を理解できるようなドラマにしたい」と話している。 この枠で放送中の大河ドラマ「天地人」は例年より2~3回程度少なく全47回となり、11月22日が最終回となる。