注:記事中に登場する人名・地名は、必要に応じて仮名を使用しています。 「その人形を7日間持っていられれば、願いが叶う」 そんな話を聞いたのは、大学時代の友人たちとのリモート飲み会の席上だった。 参加者の1人で、北関東某県の公立高校で教師をしている清水原という男が、突然そんなことを言い出した。 彼の勤める学校で、その人形をめぐり、ちょっとした騒ぎが起こっているという。なんだか好奇心をそそられる話だ。ぜひ詳しく聞きたかったが、残念ながらその場では別の話題に流されてしまった。 そこで後日、清水原と1対1で詳しい話を聞くことにした。 ※清水原(画面左)。公務員である彼の立場を考え顔にボカシを入れている。 (筆者)「すまんね、忙しいところ。で、なんだっけ?『7日間持ってると願いが叶う人形』?」 「そうそう、女子生徒が学校に持ってきてさ。見た目がちょっと不気味な人形だったもんで、生徒たちが騒いじゃって