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ブックマーク / trivial.hatenadiary.jp (2)

  • 「咎」という字はハングルに似ていると思ったことはありませんか? - 一本足の蛸

    僕の妹は漢字が読める (HJ文庫) 作者: かじいたかし,皆村春樹出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2011/06/30メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 1,358回この商品を含むブログ (86件) を見る20世紀の妹萌え文学の大家、夢野久作の代表作『ドグラ・マグラ』は義妹小説の傑作だが、実妹小説の「瓶詰地獄」は掌篇ともいえるほどの短さにもかかわらず、大長篇『ドグラ・マグラ』に匹敵する濃密な萌えを内包している。ごく簡単な漢字しか書けない幼い兄妹が無人島に流されて、1冊の新約聖書を教科書にして漢字を学んでゆくという成長物語だ。 「瓶詰地獄」が世に出てから80年以上の歳月を経て、21世紀の日に突如現れた妹萌え技巧文学の第二の高塔、それが『僕の妹は漢字が読める』である。だが、版元サイトの特設コーナーから冒頭部分をつまみ読みしただけの人は「ただの出オチ小説じゃないか」と思った

    「咎」という字はハングルに似ていると思ったことはありませんか? - 一本足の蛸
    jumitaka
    jumitaka 2011/07/01
  • 魔王の正体は妖精の娘 - 一本足の蛸

    もともと「魔王」は、デンマークのバラード「妖精の娘」をヘルダーがドイツ語に訳し、それに基づいてゲーテが書いた。「妖精の娘」は、結婚式を翌日に控えた青年が女の妖精に誘惑され、断ったところ、翌朝、結婚式場の赤じゅうたんの下から遺体で発見されたという話で、木は出てこない。ところが妖精を意味するデンマーク語をヘルダーが、ドイツ語で「はんの木」と誤訳し、そこからゲーテは木と魔性を結び付けてイメージを膨らませ、木に原初の声を聴く詩にした。背景には、キリスト教以前のドイツ土着の、木や森に対する汎神論がある。 ところが今度は、ゲーテの詩が日に翻訳される際、「魔王」という、あまり木と結び付かない訳語にされた。ヘルダーの誤訳がただされ、デンマークの原典に近づけられたのだが、そのぶん、ドイツでつくられた木の濃厚なイメージは薄まってしまった。さらに日ではなぜか、男の子が熱病という根拠の無い物語まで加わり、多く

    魔王の正体は妖精の娘 - 一本足の蛸
    jumitaka
    jumitaka 2006/11/07
    元記事も興味深い
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