「地球の内核は外側よりも速く回転している」説を立証 2005年8月31日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年08月31日 地球の中心の巨大な鉄の玉は、外側の残りの部分より速く回転しているようだ。 直径約2440キロメートルの固体である内核は、それより外側の部分よりも1年で0.3〜0.5度速く回転していると、コロンビア大学『ラモント・ドハティー地球科学研究所』とイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の科学者が8月26日付の『サイエンス』誌に発表した。 地球の核の回転は、地球の磁場を発生させるダイナモの重要な部分だ。イリノイ大学のシャオドン・ソン準教授は、回転速度の違いは磁気相互作用によって生じると考えている、と述べた。 内核の回転の方が速いという説は、今回の論文の共同執筆者であるコロンビア大学ラモント・ドハティー地球科学研究所のポール・リチャーズ博士と、当時は博士課程を終