Apple Computerは米国時間3月1日、Mac OS Xに存在していた脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。だが、実はこれが根本的に問題を解決するものではなかったため、いまだに攻撃の足がかりが残さていると、一部のセキュリティ専門家が述べている。 Appleは1日に、Mac OS Xに見つかっていた合わせて30件の脆弱性を修正するセキュリティアップデート(Security Update 2006-001)を公開した。このバッチが出される2週間ほど前から、同OSの安全性に対する厳しい目が向けられていたが、これはMac OS Xを狙うトロイの木馬やワーム、さらにはウェブサイトにアクセスしただけで悪質なコードをインストールされる可能性のある脆弱性などが立て続けに見つかったことによる。セキュリティ監視会社のSecuniaではこの脆弱性の深刻度を「きわめて重大」としていた。 この
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