デキる人ほど仕事に意欲的で真剣に取り組んでいるように思われるが、今、やる気を失った有能な人材が激増しているという。 米Leadership IQがアメリカを拠点とする企業207社を対象におこなった調査によると、42%の企業では、デキる社員ほど仕事に意欲がなく、デキない社員はひどい仕事をしていることにも気づいていないことがわかったそう。しかも、これらの“デキない社員”はこぞって「我こそは仕事に従事している!」と胸を張っており、やたらとやる気満々なのだとか。また、“デキる”と“デキない”の間のいわば“普通”の社員は、自分の仕事に関心が持てず、日々モチベーションが低いまま出勤しているらしい。 Leadership IQのマーク・マーフィーCEOによれば、デキる人材は自らの力を試したり、「自分がプロジェクトに関与している」と感じるのが好きなため、やる気がでない場合はさっさと辞めてしまう危険性がある