子供に読書を勧める「こどもの読書週間」(4月23日〜5月12日)が今年で50回目を迎えた。活字離れといわれて久しいが、子供たちは意外に本好き。講談社の実施したアンケート調査によると、年間200冊以上を読む読書家が2割近くもいる。 アンケートは、児童向け文庫「青い鳥文庫」の編集部が今年1月末、平成19年に読んだ冊数について、同文庫のファンクラブ会員を対象に実施。回答した127人の小中学生のうち、最高の「200冊以上」の項目に投票した子供が一番多く25人もいた。2位が「91〜100冊」の12人、3位が「41〜50冊」の10人。中には、350冊や300冊以上と、コメント欄に書いた子供もいた。 編集部は「ファンクラブなのである程度は読んでいると思ったが、ここまでとは予想外だった」と結果に驚く。「学校の朝の読書などで本に触れる機会が増えていることに加え、児童向けの本も、従来の名作だけでなく、書き下ろ