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ブックマーク / srad.jp/~yasuoka (2)

  • 安岡孝一の日記: 人名用漢字の琉と悠

    人名用漢字の新字旧字の読者から、高島俊男の『芭蕉のガールフレンド』(文藝春秋, 2005年2月)を読むように、との指摘があった。読んでみたのだが、「法務省出血大サービス」(pp.217-221)の項は、あまりに調査不足で頭が痛くなった。 この法務省というのがバカの集合で、昭和二十三年の戸籍法で「命名に用いる字は常用平易な字に限る。常用平易な字とは当用漢字である」ときめたものだから、この前申したごとく、「正彦」「弘子」程度の名前すら「常用平易でない」と戸籍窓口で拒絶されることになってしまった。これには国民の不満ゴウゴウであったので法務省は、「じゃちょっとだけまけてやろう」と、昭和二十六年に名前にのみ用いてよい漢字九十二字を認めた。これが「人名用漢字」のはじまりである。

  • 常用漢字1945字と人名用漢字983字 | yasuokaの日記 | スラド

    人名用漢字の新字旧字の読者から、泉幸男の『日領』(彩雲出版, 2006年9月)を読むように、との指摘があった。読んでみたのだが、少なくとも人名用漢字に関しては間違いだらけで、読むに耐えないシロモノだった(pp.84-85)。あまりにひどかったので、以下に晒しておこうと思う。 いつになっても「足りない」と不満の声がある人名用漢字。すったもんだの末、平成十六年九月二十七日に四八八字も増やしたのに、「矜」の字を入れそこねていた。子を「矜持」と名づけようとした親が役所に拒否されて、訴訟沙汰になっている。 「矜持」事件(最高裁判所 平成18年(オ)第1519号 平成18年10月27日判決)のことを言っているように思えるが、だとすると、佐屋町役場が「矜持」の出生届を拒否したのは、平成12年5月のことだ。しかも、この親が佐屋町長を相手どって訴訟を起こしたのも、同じ平成12年のことだ。平成16年の人

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