2009年10月21日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Medicine 普通が面白い - 画評 - 麻酔科医ハナ こりゃ、いいわ。 麻酔科医ハナ(現在2巻まで) なかお白亜 / 松本克平監 初出2008.07.20; 都度更新 普通で、明るいところが。 本作「麻酔科医ハナ」は、麻酔科医になって二年の「かけだし麻酔科医」、華岡ハナ子のコメディ。第一話を以下で読む事が出来る。 Web漫画アクション - 作品紹介: 麻酔科医ハナ 本作がなんといってもいいのは、「普通」の麻酔科医を、「ベタ」に描いていること。まず主人公の名前からしてベタだ。もちろん世界で初めて麻酔手術を成し遂げた華岡青洲その人から取っている。第一話も相当ベタだが、残りも期待を裏切らない。 そう、「普通」。これは医療マンガとしてはむしろ異例だ。「ブラックジャック」のように凄腕のモグリではなく、かといって「ブラックジャックによろし