文・写真・構成:TRAILS 2021年秋 (9月末にオープン予定)、いよいよ信越トレイルの延伸が実現する。 天水山から苗場山までの約40kmの区間を延伸し (Section7〜10) 、信越トレイルは約110㎞のトレイルとして生まれ変わる。 延伸によって、秘境の秋山郷 (あきやまごう) と呼ばれるエリアや、米どころの信越らしい稲田の広がる田園風景、そして広大な高層湿原の広がる苗場山までをつなぐロングトレイルとなる。今までの関田山脈のブナの森をゆく山道だけではなく、一気に道のバラエティが広がるアップデートだ。 山と町をつなぎながら長く歩く旅をすることが、ロング・ディスタンス・ハイキングの醍醐味であるが、まさにその意味においても、信越トレイルはより「ロングトレイル」らしくなる。 TRAILS編集部は、他のハイカーに先がけ、延伸ルートを踏破する最初のハイカーとして歩かせてもらった。その3泊4日