山納洋さんの『つながるカフェ コミュニティの〈場〉をつくる方法』を読みました。 著者 山納さんは、大阪ガスへ入社して、扇町ミュージアムスクエア(OMS)、メビック扇町などのプロデュース業務を実施し、その後 地域活性化や社会貢献事業に携わってきた方。個人としても、common cafe など数多くの場のプロデュースに関わっておられます。 憧れと億劫 そんな場づくり経験豊富な山納さんが「はじめに」に書いた文中に、「おや?」と感じる箇所がありました。以下に引用します(太字は本note用にほどこしたもの) 人と人とが出会い、刺激を受け、そこから何かが生まれる。そんな場所への憧れから、僕はこれらの取り組みを続けてきました。 一方で、僕は今も、人との出会いをいくらか億劫に感じています。そう、矛盾しているのです。だからこそ、それでも人がつながるとはどういうことだろう、どうすればそういう場をつくれるのだろ