2017年5月21日のブックマーク (1件)

  • 「芸術社会学」の行方 « artscape blog

    来は初回から公共の問題について考えてみようと思っていたのですが、先週何となく関連して気になったテーマがあったので今日はそちらについて感じていることを。 というのは、最近1980年代生まれ前後の研究者のなかで「芸術社会学」という専門を使う方が増えて来たということです。そのうちの数名は個人的に存じ上げていてそれぞれ優秀な方なんですが、僕はまだ「芸術社会学」という呼称の有効性が見えていません。 僕は同世代の社会学徒としては、最も日のアートシーンの中で生きてきた一人だと思うのですが、未だ「芸術社会学」という呼称には憚りがあります。確かに「芸術社会学」という呼称の響きは魅力的だし、少なくとも近代以降の社会の構成要素として(寧ろその成立とともに)芸術は常に存在してきたにも関わらず、社会学の対象として論じられることは稀だったことに自省の念はあります。ただし、いかなる文脈の上に「芸術社会学」なるものは

    jun7go
    jun7go 2017/05/21