Ｊ１仙台の試合前に、すずめ踊りを披露する六郷すずめっこの子どもたち。左が菅井君＝３日、仙台市泉区のユアスタ仙台 ◎踊りで勇気づけたい 　「ソレ、ソレ、ソレ、ソレ！！」 　威勢のいい掛け声とともに舞う緑、赤の扇子。豪快な太鼓の音に乗り、法被姿の子どもたちが軽やかに「すずめ踊り」のステップを披露した。仙台市若林区の「六郷すずめっこ」の３１人だ。 　３日、仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台であったＪ１仙台のホーム戦。試合前の特別イベントで、六郷すずめっこは、招かれた約１５０人の踊り手の中心にいた。 　すずめ踊りが呼び物で、杜の都の５月を飾る「仙台・青葉まつり」はことし、３月１１日の東日本大震災のため中止になってしまったが、それに代わる晴れ舞台だった。 　地元の六郷地区は津波に襲われ、メンバー約８０人のうち１０人ほどが被災。自宅が住めない状態の子も５人いる。 　踊り手の中でただ一人の男子、菅井大

3月29日、大阪・長居スタジアムに『ベガルタ応援歌』が響き渡った本当の理由 投稿日時：2011/03/31(木) 13:15 ［写真］=足立雅史 「スタンドから手渡された時はちょっとビックリしたけど、僕が持って歩いたら宮城県の人が喜んでくれるかなと思ったんです。それが今日一番の目標でしたから」 3月29日に行われた復興支援チャリティーマッチの終了後、場内を回る仙台MF梁勇基が抱きしめていたのは、チームマスコットであるベガッ太くんの巨大なぬいぐるみだった。被災地、そして被災者を代表する気持ちを持って試合に臨んだ彼にとって、この試合を通じて支援の手を差し伸べてくれる日本や世界に対して感謝の意を伝えることが大きな目標だった。だが、やはりホームタウンで苦しむ人々に力を与えられたらという想いを心に秘めていた。 そしてスタンドから梁勇基にぬいぐるみを手渡したのは、仙台で試合後にパフォーマンスをスタ

「東北人魂」と書いたシャツを着てメッセージを送った小笠原（中央）は、この試合に人一倍強い気持ちで臨んでいた【写真は共同】 ３月１１日に発生した東北地方太平洋沖地震から約２０日。死者・行方不明者数は３万人に迫る勢いで、２次災害として起きた福島第一原発の問題も深刻度を増している。被災地ではまだライフラインも完全に復旧しておらず、避難所でギリギリの生活をしている人も多い。２９日の日本代表vs.Ｊリーグ選抜のチャリティーマッチは、そんな被災者に少しでも生きる勇気を持ってもらいたいという考えから実施された。日本代表、Ｊリーグ選抜の選手たちは一致団結し、全身全霊を込めて１つのボールを蹴った。 試合開始前の整列。「東北人魂」というひと際目立つ、大きな文字のＴシャツを着て登場したのが、小笠原満男だった。 彼の住む鹿嶋市は断水や停電に見舞われ、クラブハウスの一部に亀裂が入り、練習グラウンドも隆起した。本

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「去年（2009年）が終わった時に『もう、辞めてもいいかな』とも思ったんですよ」 千葉直樹がそんなことを言ってきたのは2010年の1月、グアムの地で『Jリーグサッカーキング』2010年4月号に掲載する「千葉直樹が語るベガルタ仙台の15年」という企画のインタビューをした時のことだった。ここ数年、年末には彼の去就が注目されてきたが、開幕前にこのような話を聞くのは初めてのことだった。 「でも、いろいろ考えた結果、もう1年やることにしました。やると決めた以上は、10年先くらいのチームのことも見据えてプレーしたい」 もともとプレー面で視野の広さとバランス感覚を武器にしていた千葉は長い現役生活の中で、ピッチ外のことも広い視野の下、考えるようになっていった。そして未来の仙台の姿を見いだすべくラストシーズンを全うして、彼は15年の現役生活を終えた。 「僕という人間を育ててくれたベガルタ仙台を、5年後、10

エチオピアの子どもたちと交流するベガルタのコーチら＝エチオピア・アディスアベバ、ベガルタ仙台提供ベガルタ仙台のコーチとともに練習試合をするエチオピアの子どもたち＝エチオピア・アディスアベバ、ベガルタ仙台提供 　Ｊ１ベガルタ仙台のコーチ２人が今月、エチオピアで子どもたちにサッカーを教えた。同国の支援に取り組む福島県のＮＰＯ法人が集めた寄付で派遣された。用具が足りなくてもサッカーに熱を入れる子どもたちと交流した２人は、「サッカーの本質を感じた」と逆に刺激を受けたという。（一色涼） 　◆「ボールに執着、原点見た」 　企画したのは、福島県相馬市のＮＰＯ法人「フー太郎の森基金」。代表を務める元旅行情報誌編集者の新妻香織さん（５０）が、支援を続けているエチオピア北部での植林活動を通じ、現地のサッカー熱を知ったのがきっかけだ。 　「貧しいなかで頑張る子どもたちを喜ばせたい」。新妻さんは、知人の斎藤美和子

宮崎救う！選手会中心に義援金「一緒に戦おう」…仙台 宮崎へ義援金を送ることを決めた仙台の選手たち ベガルタ仙台が２９日、選手会が中心となって、宮崎県へ義援金を送ることを決めた。昨年まで選手会長を務めていたＤＦ渡辺広大（２４）がこの日、明かした。宮崎市や延岡市でキャンプを行うなど、以前から深い関係もあるだけに、霧島山の新燃岳の噴火による被害や、鳥インフルエンザの影響に悩まされている同県を少しでも支援したい考えだ。 窮状を黙って見過ごすわけにはいかなかった。宮崎でキャンプを張るようになってから１０年を超える。「昔からキャンプでお世話になっていますし、宮崎は第２の故郷だと自分は思っている。そこがピンチなら一緒に戦いたい」と渡辺。選手会が中心となって義援金を送ることを決め、これに手倉森誠監督（４３）らスタッフも賛同した。 口蹄（こうてい）疫の被害がやっと終息したばかりで、二重苦ともいえる状況に苦し

結団式でスポンサーが猛ゲキ！３位以内目指せ！…仙台 結団式であいさつする手倉森監督 ベガルタ仙台の手倉森誠監督（４３）が２３日に仙台市内のホテルで行われた結団式で、スポンサーから猛ゲキを飛ばされた。選手、関係者ら１４０人の前で、七十七銀行の永山勝教副頭取（６３）は、ＡＣＬ出場権を獲得できる３位を目標にするよう要求。これには手倉森監督も、即答を避けるしかなかった。 応援やエールといった種類の言葉には聞こえなかった。猛ゲキを飛ばしたのは、袖スポンサーである七十七銀行の永山副頭取。「１０位以内が目標では困る。ＡＣＬの出場権に目標の修正をお願いします」と、３位以内を目標にするよう要求した。 これには手倉森監督も即答を避けるしかなかった。「まずは昨年以上の勝ち星を積み重ねること。あわよくば、そういった順位を狙いたい」と語るにとどまった。 実は「ＡＣＬ出場権」は、突然思いついた目標ではない。Ｊ２時代の

1月22日(土)、2011年新加入選手記者会見を行いました。 1月22日(土)、ベストウェスタンホテル仙台にて2011年シーズンの新加入選手記者会見を行いました。 会見には、今シーズンより加入する選手（GK 21 川俣慎一郎選手、DF 5 曺秉局選手、DF 6 角田誠選手、MF 8 松下年宏選手、FW 30 柳沢敦選手、FW 19 武藤雄樹選手、GK 22 石川慧選手、DF 28 原田圭輔選手）の他、代表取締役社長白幡洋一、監督手倉森誠が出席いたしました。 株式会社ベガルタ仙台社長代表取締役社長 白幡洋一 ご挨拶 皆様おはようございます。昨年は大変温かくご支援、ご声援いただきまして、誠にありがとうございます。また今年も皆さんのご支援、ご声援をいただけるように、今日は新加入選手の発表をさせていただきます。 今日は、SOCIO CLUB のプラチナ会員の方にも来ていただきました。誠にありがとう

フェルナンジーニョ選手 契約満了のお知らせ フェルナンジーニョ選手と、契約満了に伴い２０１１シーズンの契約を結ばないこととなりましたので お知らせいたします。 ◆フェルナンジーニョ （Ｆｅｒｎａｎｄｉｎｈｏ） 選手プロフィール 【ポジション】 ＭＦ 【生年月日】 1981年1月13日（30歳） 【身長体重】 161cm　66kg 【出身地】 ブラジル 【経歴】 グアラティンゲータ（ブラジル）－フィゲレンセFC（ブラジル）－トゥッパン（ブラジル）－ フィゲレンセFC（ブラジル）－サンカエターノFC（ブラジル）－ガンバ大阪－清水エスパルス－京都サンガF.C.－ バスコ･ダ・ガマ（ブラジル）－大分トリニータ－ベガルタ仙台（2010年加入） 【出場記録】

平瀬智行＆ベガッ太『カレーアクションみやぎ・冬２０１１』参加のご案内 「カレーアクションみやぎ・冬２０１１」と題し、宮城県産の牡蠣やほうれん草を使ったカレーライスの 試食イベントに、平瀬智行＆ベガッ太が参加いたします。 ぜひ、イベントへご参加ください！ 【内容】 平瀬智行とベガッ太が、大鍋カレーふるまいの際に、宮城米キャンペーンキャラクター「ライシーレディー」、 宮城県観光ＰＲキャラクター「むすび丸」とともに、１２：１０よりご来店の先着約１００名様に 宮城県産食材が入った『宮城県産牡蠣とほうれん草カレー』を振る舞います。 また、１２：４０より１３：００までむすび丸とベガッ太の握手会を行います。 【日時】 ２０１１年１月２２日（土） １２：００～１３：００ 【場所】 みやぎ生協セラビ幸町店 ［住所］仙台市宮城野区大梶７−１０ http://www2.miyagi.coop/shop/shop