なぜ、これほど高価な「人が入る箱」が売れているのか。ポイントは、部屋や作業場ではなく、「人そのものを短時間で冷やす」ことにある。 ど冷えもんBOXは、人が中に入って使う“ひと涼みスポット”。ボックス内を15度に保ち、最低5度の冷風を送り込むことで、暑さで熱がこもった体を短時間で冷やす。製造工場、建設現場、倉庫のほか、屋外イベント会場やゴルフ場などにも導入が進んでいる。 開発のきっかけは、冷凍食品を販売する自動販売機の存在だった。トラスコ中山によると、社長の中山哲也氏が、その冷凍自販機を見て「人が短時間で効率よくクールダウンできる空間をつくれないか」と考えたことから、開発が始まったという。

