東京・板橋区の小学生たちが、サッカーができる場所をつくってほしいと区議会に陳情を行った、というWEB記事を、去年12月に掲載しました。 「僕らがちんじょうしたわけ」(2019年12月17日掲載) https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20191217.html
香川県議会が、全国に先駆けて検討しているゲームやインターネットの依存症の対策に関する条例の素案に、高校生以下の子どもを対象にゲームなどを利用する時間を1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するなど、具体的な制限が盛り込まれることがわかりました。 県議会は、ゲームやネットの依存症対策を盛り込んだ条例の制定を目指していて、10日、委員会を開いて素案を示します。 関係者によりますと、素案にはゲームの利用などについて、高校生以下の子どもを対象に1日あたり平日は60分、休日は90分に制限するとともに、夜間の利用は高校生は夜10時以降、小学生や幼児を含む中学生以下の子どもは夜9時以降、制限することが盛り込まれるということです。 こうした制限には、いずれも罰則規定はありませんが、子どもたちに守らせることを保護者や学校の「責務」として明記するということです。 県議会は、10日開く委員会で素案を協議した
レンタル大手「TSUTAYA」の動画配信サービスで、「見放題」と宣伝していたにもかかわらず、実際は配信している作品の4分の1しか見放題にならず、不当な広告に当たるとして、消費者庁は、TSUTAYAに対して再発防止などを命じました。 ところが、消費者庁が確認できたおととし4月以降で、見放題になっていたのは配信されている3万2000作品のうちおよそ8000作品だけで、対象作品が一部に限られることについてサイト上で明確に示されていなかったということです。 消費者庁に対してTSUTAYAは、「対象作品の制限がないという印象を与えるとは思っていなかった」と話しているということですが、消費者庁は、消費者に誤解を与えるとして、景品表示法に基づいて再発防止などを命じる措置命令を出しました。 措置命令を受けたことについてTSUTAYAは、「見放題」という表示の近くに対象の条件を示すようにすでに改善したとした
大手コンビニのサークルKとサンクスについて親会社のユニーグループは全国に6000余り展開するすべての店の名前を経営統合するファミリーマートに切り替える方針を固め、ことし9月から店の改装を始めて3年程度かけて完全に統一することになりました。 関係者によりますと協議の結果、統合後の新たなコンビニの名前はファミリーマートに統一する方針が固まりました。これを受けてユニーグループは北海道から九州まで全国におよそ6300店を展開するサークルKとサンクスでことし9月から改装を始め、3年程度かけて完全にファミリーマートに切り替えることになりました。両社はこうした方針を来月にも発表することにしています。 これで昭和55年に第1号店がオープンして以来、36年にわたって続いてきたサークルKとサンクスのブランドはそろって姿を消し、新たにファミリーマートとして業界首位のセブン-イレブン・ジャパンと並ぶ規模の巨大チェ
赤い惑星、火星には今も水があって、季節や地域によっては地表を流れているとする観測結果をアメリカの研究チームが発表し、火星では今も水が存在している可能性を示す新たな成果として注目されています。 なかでも注目したのは、温度が上がると火星の特定の地域に現れて、温度が低くなると消える黒い「筋」で、山肌に沿って細く伸びる姿は水の流れのように見えるため、上空から赤外線などを使ってその成分を詳しく分析しました。 その結果、黒い「筋」から水と塩類の化合物が観測され、研究チームは黒い「筋」は塩類を多く含んだ水が火星の地表を流れた跡である可能性が高いとしています。 アメリカは複数の探査機で火星の研究を進めていて、これまでの観測から、火星にはかつて大量の水が存在し、地表には川や湖があったとみられることが分かっています。 研究チームは「火星では今も季節と地域によっては、水が液体で存在する可能性を示す観測結果だ」と
スマートフォンの急速な普及に伴い、高校生でスマートフォンを持っている人は55%と、おととしの4倍近くに増え、多くの高校生が起きてから寝るまで、ほぼ1日中利用していることが民間の調査会社の調査で分かりました。 この調査は、高校生のパソコンや携帯端末の利用状況を把握するため民間の調査会社が行っているもので、ことし6月から先月にかけて、全国の高校生800人からインターネットを通じて回答を得ました。 それによりますとスマートフォンを持っている高校生は55%で、去年と比べて1.4倍、おととしと比べて3.7倍増えました。 スマートフォンの利用目的では、「メール」が93%と最も高かったほか、「調べもの・情報収集」が89.5%、「動画鑑賞」が85.9%などと、パソコンと同じような使われ方が多くなっています。 また、スマートフォンをいつ利用しているか尋ねたところ、「布団に入るまで」が最も多く60.9%、とな
政府は、メールを共有できるグーグル社のサービスで、政府の情報が誰でも閲覧できる状態になっていた問題を受けて、外部のサービスを利用しなくても済むよう政府内で情報が共有できる専用のメールシステムを早急に構築する方針を固めました。 この問題は、グーグル社がインターネット上で無料で提供しているメールサービスを通じて、環境省の担当者が送信した国際条約の交渉内容など、政府の情報が誰でも閲覧できる状態になっていたものです。 これを受けて、政府が実態調査を行った結果、14の機関で外部のメール共有サービスが使われていて、このうち8機関では、誰でも閲覧できる状態にはなっていなかったものの、外部に公表していない情報が含まれていました。 外部のメールサービスを利用した理由について、使用していた職員などは「海外の国際会議に出席した際に、国内の同僚と情報を共有するために使い勝手がよかった」などと話しているということで
インターネット上でメールを共有できるグーグル社の無料サービスで、少なくとも6つの省庁の情報が誰でも閲覧できる状態になっていたことが分かりました。 このうち、環境省は国際条約の交渉内容など重要な情報が閲覧できる状態だったということで、外部のメールサービスの使用を禁止するなど再発防止策を徹底することにしています。 「グーグルグループ」と呼ばれるこのサービスは、グーグル社がネット上で無料で提供しているもので、ユーザーは、メールを使ってファイルや情報を登録すると、複数の人が同時に閲覧することができます。 環境省などによりますと、閲覧できる状態になっていたのは水銀の輸出入などを規制する条約の制定に向けて、ことし1月にスイスで開かれた国連の会議で、日本がスイスやノルウェーと行った2国間の会談のメモなどです。 環境省は情報を共有するために、このサービスを利用していましたが、担当者が設定方法を勘違いして、
三毛猫の「たま」が駅長を務める和歌山電鉄の貴志駅で、「たま」が「社長代理」に昇進したことを記念するメダルが披露されました。 三毛猫の「たま」は、6年前、和歌山県紀の川市にある和歌山電鉄貴志川線の貴志駅の駅長に就任しました。 「たま」をお目当てにした海外からの旅行ツアーが企画されるなど観光振興への多大な貢献が評価され、ことし1月、駅長を兼務したまま和歌山電鉄ナンバー2の、「社長代理」に昇進しました。 24日は貴志駅で、新しい役職を示すメダルが「たま」の首輪に取り付けられ、披露されました。 メダルは直径5センチほどの大きさで、「たま駅長」のイラストに「社長代理」の文字が記されています。 この駅で生まれた「たま」は、今月29日に14歳の誕生日を迎えるということです。 真新しいメダルをつけた「たま」は、誕生日に合わせて作られた写真集と一緒に記念撮影の仕事をこなしていました。 茨城県から訪れた男性は
パソコンの遠隔操作事件で、報道機関などに送りつけられたメールの内容どおり、神奈川県・江の島の猫の首輪にあった記憶媒体から遠隔操作ウイルスを構成するすべてのプログラムの記号が見つかり、警視庁などの合同捜査本部は真犯人が猫の首輪に記憶媒体を付けてメールを送りつけた疑いが強まったとみて捜査しています。 今月5日、真犯人とみられる人物から報道機関などに新たなメールが送りつけられ、このメールの内容どおり神奈川県・江の島の猫に付けられた首輪から記憶媒体のマイクロSDカードが見つかりました。 合同捜査本部によりますと、メールには警察の誤認逮捕につながった遠隔操作ウイルスを構成するソースコードというプログラムの記号が入っていると書かれていましたが、マイクロSDカードを調べたところ、実際にすべての記号がそろっていたことが分かりました。 合同捜査本部は、ウイルスのソースコードをすべて示すことができるのは真犯人
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