故・米沢嘉博さんの蔵書マンガ継承 明治大が図書館2009年1月24日 印刷 ソーシャルブックマーク 06年に亡くなったマンガ評論家米沢嘉博さんの膨大な蔵書を、遺族から寄贈・寄託された母校の明治大学が、夏にも「米沢嘉博記念図書館」を開設することになった。一般にも公開する。貴重な資料も多いとみられ、マンガ文化の研究や継承に活用されそうだ。 あらゆるジャンルのマンガに精通した米沢さんは「存在そのものがマンガ図書館」と言われた。何十万人も参加する同人誌即売会「コミックマーケット」の準備会代表を四半世紀にわたって務め、大きく育てたことでも知られる。 準備にかかわる森川嘉一郎・同大准教授は「カストリ雑誌や、国会図書館にない同人誌やマンガも含め十数万冊はある」とみる。 同大は東京・駿河台キャンパス近くの7階建てビル全部を図書館にする。延べ床面積は約800平方メートル。将来は、マンガ、アニメ、ゲームの複合